concept
間口に対して奥行きのある敷地に建つpassageは奥行きの深いバルコニーにリズムを与えて配する事で外観上の特徴としている。建物は2棟に分離され計画しているがその間に生まれた三角形のスリットに廊下と階段を配しガラスの天蓋を設けた。
passageの名はここからもたらされた。
建物はRCの外断熱で内部を打ち放しとしている。
コンクリート打ち放しのインテリアは中野駅周辺の若い客層にマッチしたデザインであるだけでなく、コンクリートが蓄熱体として作用し、省エネで冬暖かく、夏涼しい屋内環境を実現させている。
data
住所/東京都 中野区
敷地面積/357.61㎡
施工床面積/787.14㎡
計画戸数/賃貸13戸+オーナー住宅
構造/RC壁構造(外断熱+一部内断熱)
お客様インタビュー
空室が出ても季節に関係なく、だいたい1カ月程度で次が決まるという人気の賃貸マンション「パサージュ」。
そのオーナー様は昔ながらの瓦職人として今も現役でご活躍しています。
今回、オーナーご夫妻に、木造アパートと母屋を賃貸併設住宅に建て替えた際のお話を伺ってきました。
インタビュアー:佐藤
インタビュアー
建て替えて、初めて募集をかけられたのは人の移動の少ない時期だったと伺っています。
奥様
8月に引越しをして、9月から募集をかけました。
人が動かない時期でしょ、3月とか10月とかは割と人が動くんですけど。
だからダメかと思ってたら決まったんです!
オーナー様
3月まではダメかと思いましたが、9月末にオープンして11月には全部決まりましたから。
インタビュアー
借りている方のお声はいかがですか?