集合住宅の考え方

入居率100%を目指すために

効果的な土地の有効活用として、賃貸・集合住宅を計画する場合、なるべく広い賃貸スペースを確保し、入居率100%に近づけることが望まれます。
入居者像を具体的にし、家具配置なども考慮して使いやすいプランを練ることは、住宅の設計では基本ですが、集合住宅ではこれができていないケースが少なくありません。
募集用の間取り図では、スタイリッシュで広そうに見えた住戸が、実際には家具が思うように置けず使いにくいため、空室の多いマンションになってしまうケースがあります。
アーキスタジオでは、構造を生かした空間デザインで敷地固有の条件から、効率のよい配置やプラン、1戸あたりの面積、階高などを立体的かつシンプルに読み解くことで、効率のよいプランをご提案しています。

アーキスタジオのマンションデザインにおける工夫例

Conbrio 音楽マンション

音楽室のある集合住宅

1.全戸音楽室付賃貸・集合住宅
2.南北両面に接道する敷地の特徴を活かし、建物構成と動線配置の工夫でレンタブル比100%を実現

全戸音楽室付賃貸住宅の事例です。
建物構成は、1階玄関から2・3階へとつながるトリプルネットタイプと、1階・B1階のメゾネットタイプの2種類が各4戸あり、全8戸となっています。各住戸はワンルームと完全防音の音楽室の組み合わせになっています。
南北両面に接道する敷地の特徴を活かし、各住戸の玄関が道路に直接面するように計画することで、レンタブル比100%(共用部分が0)の効率の良い賃貸住宅となっています。

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家主と管理会社のための経営情報誌
週間 全国賃貸住宅新聞/(株)全国賃貸住宅新聞社

入居者のわがままに応える!人気物件

東京メトロ丸ノ内線。新中野駅から徒歩8分に建つ「Conbrio(コンブリオ)」は各戸に6畳ほどの防音室を備えているユニークな物件だ。24時間いつでも演奏できるこの防音物件は新中野の1LDKの相場からは3万円も高い13万5千円の設定だが、現在も満室稼働中だ。


設計を担当したのはアーキスタジオ。2009年1月に竣工し、地下1階地上3階建て。1階と地下、2階と3階がそれぞれメゾネット構造になっている。
オーナーの夫人は音大卒業で楽器を練習するのに学校では時間制限があるため、好きな時に弾くことができないことや、朝起きた瞬間や深夜、イメージが湧いた時、ふと弾きたくなった時に練習できなかったことが悩みのタネだった。いつでも弾きたいときに弾くことができ、音楽に没頭できる、そんな防音物件をつくりたかったと話す。アーキスタジオ社長は「音楽家が心地よく住めるよう防音室と生活空間を分けました」とポイントを説明する。

1階の音楽室は、2重のガラス戸に通りから見えるようになっている。「音楽教室として利用されることを想定し設計しています」とアーキスタジオ社長

コンクリート打ち放しのため冷たい感じになりがちだが浴室の壁に鮮やかなグリーンの色付けを施し温かみを出した。夜には外壁をブルーにライトアップし変化をつけるこだわりようだ。
竣工直後はデザインを気に入った30代の若い夫婦が多く入居していたが、今では口コミもありピアノ演奏家や音楽制作者の入居が増えている。
「住みやすさを追求しオーナーの希望に応えることのできる部屋づくりをしていきたい」と話すアーキスタジオ社長は、新築のみならず既存マンションの再生に力を入れていきたいと意気込みを見せた。

家主と管理会社のための経営情報誌 週刊全国賃貸住宅新聞に紹介されました。

東京メトロ丸ノ内線。新中野駅から徒歩8分に建つ「Conbrio(コンブリオ)」は各戸に6畳ほどの防音室を備えているユニークな物件だ。24時間いつでも演奏できるこの防音物件は新中野の1LDKの相場からは3万円も高い13万5千円の設定だが、現在も満室稼働中だ。

オーナーの夫人は音大卒業で楽器を練習するのに学校では時間制限があるため、好きな時に弾くことができないことや、朝起きた瞬間や深夜、イメージが湧いた時、ふと弾きたくなった時に練習できなかったことが悩みのタネだった。いつでも弾きたいときに弾くことができ、音楽に没頭できる、そんな防音物件をつくりたかったと話す。アーキスタジオ社長は「音楽家が心地よく住めるよう防音室と生活空間を分けました」とポイントを説明する。

大岡山プロジェクト 間口の狭さを克服した、RC打ち放し集合住宅

共同住宅+長屋

敷地形状のデメリットを共同住宅+長屋とすることで窓先空地を抑え入居者の利便性を確保

間口6.5m奥行28.5mという細長い敷地での共同住宅の事例です。
この細長い敷地に通常の共同住宅を計画した場合、法律上幅の広い敷地内通路(窓先空地)を確保しなければならないのですが、建築基準法の共同住宅と長屋の法的解釈を組み合わせることにより、敷地内通路幅を2mとすることで、成立した集合住宅です。
これにより、住戸部分が極端に狭められることなく入居者の利便性を確保した計画が可能となりました。

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PLYO 町屋にある町家的集合住宅+オーナー住宅

賃貸併用住宅

1.『3階建ての2世帯住宅』⇒『7階建ての賃貸物件付住宅』
2.オーナーの2世帯住宅部分の眺望と賃料収入を確保

当初クライアントからの要望は、『3階建ての2世帯住宅』でした。
しかし敷地条件を調査した結果、より大きなボリュームの建物を建てられることがわかり、収益性も見込める事から、下層階に賃貸・集合住宅を配し5‐7階をオーナーの2世帯住宅とする『7階建ての賃貸併用住宅』を提案しました。
周囲に高層の建築物がないことから、360°視界の開けた見晴らしの良い住宅となりました。
クライアントからも、眺望がよく賃料収入も確保できるようになったと喜ばれています。

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Y&Gパティオ 住宅+賃貸住宅+店舗

YandGパティオ

1.敷地を2つに分割して日影規制をクリアし容積率を有効利用
2.2棟の間の中庭で一体感と魅力のある空間を演出

袋小路の突き当りの敷地に、店舗・事務所・集合住宅(オーナー邸付)で構成した、複合施設の設計です。
この建物では、日影規制の制約から敷地を一体として計画するよりも、2つに分割したほうが有効である事が検討の結果わかりました。
そこで西側建物を3階建の店舗兼事務所とし、東側建物を5階建の店舗兼共同住宅(オーナー邸を含む)としましたた。
これにより、日影規制をクリアさせた通常建築可能な3階建よりも容積率を有効に利用することができました。
また、表情に変化のある2棟の間を共用の中庭空間でつなぐことで一体感のある魅力的な空間とすることに成功しています。

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稼働率や賃料を維持し長期収益を目指すために

アーキスタジオでは、RC外断熱の住宅を多く手がけており、最近ではRC外断熱の長期優良住宅(200年住宅)により、構造体の高耐久化を実践しています。その経験を活かし、こうした集合住宅では、建物をスケルトン(構造体)とインフィル(内装・設備)とに分けて考え、スケルトン部はコンクリートの品 質・性能を高めて耐久性を高め、インフィル部は交換が容易に行えるような計画としています。
こうして、賃貸住宅の稼働率や賃料を維持していくためには、しっかりとした空間づくりが何よりも大切であると考えています。

Passage 集合住宅+オーナー住宅

RC外断熱で省エネで冬暖かく、夏涼しい屋内環境を実現

この集合住宅はRCの外断熱で内部を打ち放しとしている。コンクリート打ち放しのインテリアは中野駅周辺の若い客層にマッチしたデザインであるだけでなく、コンクリートが蓄熱体として作用し、省エネで冬暖かく、夏涼しい屋内環境を実現させている。

竣工後半年経ってから実施した入居者アンケートでは、実施した12月20日時点で、部屋は暖かくまだ暖房を使っていないません。また間取り、キッチン上部 の収納、洗面所(トイレ、風呂含む)、クロゼットと一人暮らしに十分な広さで快適です。」との回答を女性の方から頂いています。

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不動産会社インタビュー

passageは、駅前商店街のアーケードから数分に位置する賃貸併設住宅。不動産会社と設計段階からタイアップして建てられ、オープンした2014年9月末に募集をかけ、わずか1カ月あまりで満室となった賃貸マンションです。今回、不動産業界に携わって30年以上のベテラン、不動産会社の代表にその時のお話を伺ってきました。

インタビュアー:佐藤

インタビュアー

設計段階から建築家の滝川さんとタイアップされたと聞きました。

代表

はい、こうしたケースは珍しいですね。

オーナーさんから大事なお金をお預かりして建築するのだから、いい物件として長く使っていただきたい想いが基本にあります。

最初からタイアップすることは、オーナーさんもいい結果につながりますし、建築家の先生も、直接お客さんの要望を聞けるので、よりよい設計を組み立てられると思います。

インタビュアー

賃貸の集合住宅としてのいい物件とはどんなものですか?

集合住宅のお客様の感想・設計事例

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