concept
構造で要求される柱・壁以外は極力RC部分をなくしたS+RC造のハイブリッド構造を採用する事で将来のプログラムの変化にも対応できるスケルトン+インフィルの考え方を導入している。
部は単純な片廊下式でまとめていますが、一枚の鉄扉によって外部との関係が閉ざされてしまうのではなく、玄関部分の床の段差と、ホールデンゲートシャッター、全開サッシ等の重層するフィルターで、外部との閉じ方、あるいは開き方を心理的、物理的に段階的に調整できるように計画しており、町家的な住み手の触れ合いの発生を意図している。
data
所在地 / 東京都荒川区
規模構造 /RC造7階建
敷地面積 /195.46㎡
施工床面積 / 838.99㎡
主要用途 / 住宅+賃貸住宅11戸
二世帯住宅(5・6・7F)
賃貸住居(2・3・4F)
新建築 2004年 6号 掲載