パッシブデザインは、もったいないと云う感性とつながっています。

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外付けブラインドで太陽光をコントロールしている例

住宅に限らず、あらゆる建築は自然の中にあります。そこにはかならず、太陽の光と熱、風、地中熱と云った自然エネルギーがあります。
この自然エネルギーに気づくことなく見過ごしてしまうことは「もったいない」。知恵を出して利用しようと考え、デザインする事、これがパッシブデザインです。

この自然のエネルギーをそのまま使う生エネルギーは、電気やガスなどの高価なエネルギーと比較するとそこから得られる効果は微弱です。
しかし、この効果を実感するとき自然とつながったような大きな満足が得られるはずです。
しかも、省エネルギー効果が得られるのですから、これは楽しい生活になると思います。

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シェードによるコントロール、軟らかく遮蔽することで包まれたような落着きを室内にもたらす。

しかし、そのためには建築はパッシブですが、そこに住む人は、アクティブでなくてはなりません。
なぜなら、自然の気配を感じ、その微弱な生エネルギーを建築のしつらいによって生かしていかなくては、効果が生まれないからです。
そこが少し面倒でもあり、おそらくそれ以上に大きな楽しみなっていきます。これが、もったいないという感性とつながるパッシブデザインです。

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風の流れを利用するウィンドキャッチャー。卓越風の風向きに合わせ窓を設置、風を室内に呼び込む。


ところで、もったいない(勿体無い)とは、物の本来あるべき姿がなくなるのを惜しみ、嘆く気持ちを表しているそうです。by ウィキペディア

そして、私たちアーキスタジオの社名ARCHISTUDOは、

■ ARCHI ・・・ 原型質 ものの本来あるべき姿
■ STUDIO ・・・ ものづくりの場、アトリエ

 もののあるべき姿を追求するため、仲間とともに考える場と考えています。
私たちにとって「もったいない」を考えることは、より良き建築を実現するための重要な設計プロセスなのです。
そして、それは、必然的にパッシブデザインの探求につながってきたのです。
今や『MOTTAINAI』は、世界の多くの人々の知る言葉であるそうです。